vol.2

先輩社員vs後輩社員 座談会

同じ部署で働く先輩後輩。同じ部署での経験を、今はそれぞれ別の部署で活かす先輩後輩。今回は、フロント課・客室係・営業&広報の3組の先輩後輩に語り合ってもらいました。

フロント課
私たちにまた会いにきてくれる。そんなお客様が増えたら嬉しい。

フロントは、その名の通り前面に立ってお客様と接する旅館の「顔」。またお客様の要望を各部門に伝達する「司令塔」の役割も果たします。フロント3年目の先輩社員と1年目の後輩社員に話を聞きました。

上野

木南さんと初めて会ったのは、新入社員研修の時だったかな。第一印象は、見た目はやわらかい雰囲気だけど中身はしっかりした人だなと思いました。

木南

それ、私が上野さんに感じた第一印象と似ています。ふんわりした印象なのに仕事はテキパキとされていて。でも「忙しく仕事してます感」が全然ないんです。見習いたいといつも思っています。

上野

私マイペースだから(笑)。フロントの仕事はもう慣れましたか?

木南

慣れましたが、自分ではまだまだだと思っています。フロントはお客様からいろいろな質問を受けますよね。私は新潟県出身なので、石川県のことを聞かれた時に答えられないこともあるんです。

上野

なるほど。お客様が知りたい情報をしっかりとお伝えできることも大切ですよね。

木南

わからないことはその都度先輩に聞くようにしています。また県外出身者だから伝えられる加賀の魅力もあると思うんです。ガイドブックにも載っている情報だけではなく、自分なりに感じたことも含めてお伝えできるようになりたいと思っています。

上野

この仕事のどんなところに魅力を感じていますか?

木南

やっぱり、たくさんのお客様と間近で接することができる点です。自分の仕事がお客様の大切な思い出の一部として残るかもしれない。そういうところに魅力を感じます。

上野

フロントは、旅館の印象も左右する「顔」だと思うんです。一組一組のお客様との出会いを大切にして、私たちフロントにまた会いに来てくださるようなお客様が増えたら嬉しいですね。

木南

そうですね! がんばります!

客室課
私たちが成長するほど、多くのお客様を幸せにできる。

お出迎えからお帰りまで、担当のお客様についておもてなしをする客室係。もっとも長く、もっとも近くでお客様に対応する客室係は、ひときわ心配りが必要な職種です。若手客室係の先輩後輩は何を語るのでしょうか。

小東

私は入社前、ここにアルバイトとして入っていました。その時から仕事を教えてくれたのが栗須さんでしたね。

栗須

あの頃は私もまだ、今の小東さんと同じ玄関係でした。私たちは、お出迎えからお部屋へのご案内までを担当する玄関係として経験を積んで、担当のお客様を持つ客室係になります。

小東

はい。私は今も勉強の毎日です。少しずつでも成長できていたらいいのですが…。

栗須

今だから笑って話せますが、アルバイトの時の小東さんは「大丈夫かな?」と不安に感じることが多かったですね(笑)。指示を受けないと動けないみたいなところもあって。

小東

そうだったと思います。栗須さんにはたくさん心配をかけたと思います。栗須さんは当時から私の問題点をどんどん指摘してくれましたし、誰よりも相談しやすい頼れる先輩でした。

栗須

今の小東さんはすごく成長したと思いますよ。でも、もちろん私も同じですが、まだまだ成長していかないとダメだと思うんです。小東さんの目標はなんですか?

小東

先輩方のように的確な判断と気配りができる客室係になることです。玄関係でもお客様と交流する機会はたくさんありますから、どうすればお客様に喜んでいただけるかを考えて、どんどん行動に移していきたいです。栗須さんの目標はなんですか?

栗須

私の目標は、お客様アンケートの結果で選ばれる最優秀賞を取ることです。経験豊富な先輩たちに早く近づきたいと思っています。私たちが成長すれば、もっと多くのお客様に、もっといい思い出をつくることができるはず。これからも一緒にがんばりましょう。

営業&広報
若手社員のやる気に応える。それがこの会社の魅力なんです。

営業担当と広報担当。現在の職種は違っても、元は同じフロントで働いていた先輩後輩のふたり。現在も活かせているフロントでの経験や、職場としてのよろづや観光の魅力などを語ってもらいました。

中川

脇延さんは今、営業担当ですね。私は予約課で、主に海外向けの広報を担当しています。脇延さんも私も、元はフロント課。1年間一緒にフロントに立っていました。

脇延

そうですね。今は旅行代理店を中心に、団体客の獲得に向けた営業活動をしています。団体客のニーズに合わせた宿泊プランを立案したり価格設定を考えたりするのも私たち営業の仕事。フロントとはまったく異なる仕事ですが、お客様に喜ばれるプランを考えるのも「おもてなし」には違いないと思っています。

中川

それ、とてもよくわかります。私も海外のお客様向けのプランや情報発信の方法を考えているのですが、目の前のお客様のことを考えていたフロントの頃と違って、今は見えないお客様のことを考えています。でもお客様に喜んでほしいという気持ちは同じですよね。

脇延

フロントでの経験が今の仕事に役立っていることってありますか? 私の場合は、フロントでさまざまな部門と関わってきた経験が、プランを立てたり、それを実践するのに役立っているなと感じています。

中川

私もそうですね。社内のいろいろなスタッフとのよい関係が活かせています。この旅館の魅力をよく知っていて、それをお客様に発信できるのもフロントでの経験があるからだと思います。

脇延

就職活動中の学生へのメッセージということで、中川さんが考えるこの会社のいいところってどういうところだと思っていますか?

中川

若手社員のやる気を大切にしてくれるところではないでしょうか。脇延さんは4年目、私は3年目ですが、2人とも主任ですよね。本人のやる気さえあれば、チャンスも評価も与えてくれるのが魅力だと思います。脇延さんはいかがですか?

脇延

まったく同感です。温泉旅館と聞くと体質が古いと思う方がいるかもしれませんが、当社は違います。従来の常識にとらわれない社長をはじめ、経験豊富な社員と若手社員が一緒になって新しいことに挑戦している会社です。お客様のため、地域のために、まずは社員のやる気を大切にしてくれる。それがよろづや観光の魅力だと思うんです。